ブロック知識 2016.02.29

実はかなりの優れもの! ブロック建築の特徴5つ

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外国では数多くのブロック建築が歴史の中でも評価されていますが、日本ではあまり知られていません。そこで今回はブロック建築の特徴を探ってみました。

すると、知られていないだけで、意外や意外、これからの日本の建築に適していることがたくさんわかりました。

そこでまとめた5つの特徴をご紹介しましょう。

 

(1) ブロック建築は循環型社会に適合している!

施工時、ブロックは既製品として1個単位で調達可能。必要量のみ現場で制作するので無駄がでない。そして鉄筋コンクリート建造物と同様の建物なので、型枠が不要。まして腐ったり変質しにくい素材なので、長い年月にわたり建物として使用できるため社会全体として廃棄量が少なくなります。
 
一方、ブロック建築を解体した廃棄物は、破砕処理などの後、再生骨材として路盤材や埋戻し材等の再生資源としても使用可能です。まさにブロック建築は循環型社会を推進するエコ産業でもあるのです。

 

(2) ブロック建築は災害に強い!

ブロック建築は災害時にも安全で安心な建物なのです。(1)で説明したとおり、長期に渡っての耐久性に優れているので、火災・地震・津波・台風等の災害に強く、倒れない・燃えない・流されないといった、防災に力強い機能を発揮します。

 

(3)ブロック建築は高規格な長期優良住宅って知っていました?

ブロックの重量は重いため、蓄熱性、断熱性、遮音性に優れています。室内は快適な空間になるとともに、省エネルギー住宅でもあるのです。

 

(4)ブロック建築はどんな気候にも対応可能

冬の寒さが厳しい北海道から、雨の多い沖縄、台風の影響を受けやすい地域など、ブロック建築はどんな気候条件にも対応できる建物として実証されています。

 

(5) ブロック建築は建てる場所を選ばない

都市部の狭小敷地、傾斜地等、様々な条件の敷地に建設できます。また全国各地に点在するブロック工場から最短で供給でき、施工は地元のブロック建築技能士によって行われるため、地域密着の安心産業でもあります。

 
いかがでしたか?
 
ブロックの認識がかなり変わったのではないでしょうか?
お庭に使うだけではなく、建築用としてもブロックは優れものなのですね。
 
環境に配慮し、変革し続けるコンクリートブロック製造メーカー「株式会社コモチ」
 
komochi

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