ガーデニングライフ 2016.01.04

暮らしがぐっと便利になる! お庭にも水栓の計画をお忘れなく

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家の新築にあたり、給排水計画をされるのは当然のことですよね。水は毎日の家事や生活に欠かせませんから、少しでも便利に暮らすためには家の中での一日の動線を考えながら上手にプランニングをする必要があります。

では、お庭やアプローチなどの家の外での給排水計画はどうでしょうか? 家の中ほどしっかり考えて計画をされているという方は少ないのではないでしょうか。

この外水栓を使用用途にそぐわない位置に計画してしまうと、本当に使いたい場所まで水が届かず、非常に悔しい思いをしてしまうこともあります。

せっかくの新築でその様な残念な事態に陥らないために、今回は外水栓の計画方法についてお伝えします。

 

外水栓はそれぞれの暮らしに合った計画を

まずは外水栓を何に一番使うのか、普段の生活や今後の人生プランから外水栓の使用用途をよく考えた上で計画をしましょう。

代表的な外水栓の使用例は以下の通りです。
・ 洗車に使いたい
・ガーデニングに使いたい
・子供やお散歩帰りの犬の足を洗う
・バーベキューをやってみたい
・ 掃除に使いたい

 

外水栓を適した位置に計画すれば、これらの動作を不自由なく行うことができます。外水栓の具体的な使用用途が固まったら、それに付随した外水栓の機能も考える必要があります。

例えば、主に外水栓にホースを付けて使いたい場合は……

・ホースに対応した蛇口を選ぶ
・ホースをつけっ放しにしたい場合は蛇口が2個あるタイプにすると便利
・地面に埋め込むタイプの散水栓の方が適しているかもしれない

 
ほかにも、外水栓で子供や犬の足を洗いたい場合は……

・お湯が出る必要性を考える
・水受けは大きくて丈夫なものを選んだほうが良い

 
玄関付近に外水栓を設置したい場合は……

・人目に付く場所なので、おしゃれで家の外観に合ったものを選んだ方が良い
・排水計画をしっかり行い、アプローチへ水が浸入しないようにする

などです。

外水栓は、可能であれば2箇所設置するととても便利です。計画が定まらない場合は、駐車場に散水栓、お庭に立水栓を設置しておけば無難です。

 

水受けもお忘れなく!

外水栓について計画ができたら、水受けについても考えてみましょう。一般的に水受け指定をしなければ、外水栓とセットで塩ビや樹脂製でグレー色の質素なものになってしまいます。

ステンレス製や人工木材製などの材質やデザインにこだわってみたり、外水栓を家の外観とコーディネートするのも楽しいですよ。

 

特に野菜や足洗いなどに使われる場合は、広い水受けが必要になってきます。規格品の水受けを設置せずに花壇用のブロックやレンガで水栓周りを縁取り、排水口(グレーチング)と舗装材で内部を仕上げても立派な水受けになりますし、オリジナリティがあって、お庭のアクセントとして素敵な演出をしてくれます。

あまり考えずに計画をするとひっそりと目立たない外水栓ですが計画によってガーデニングライフはもちろんのこと、日常生活の中心ともなり得る魅力的な存在です。

 
新築をご計画中の方は、是非一度外水栓にスポットを当ててご予算や生活に合った計画をしてみてください。

 

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