個性的で涼しげな、シンボルリーフがある庭づくり
庭づくりにおいて、植栽計画を行う場合その家のシンボル的な存在となる木を植えることがありますよね。シンボルツリーは家族に愛され、その家のシンボルとなり育てられる素敵な存在に成長します。
シンボルツリーも、もちろん素敵なのですが、最近は「木」ではなく「草」を前面に押し出すシンボルリーフのある庭づくりを選択するご家庭も増えています。この記事では、庭づくりにおけるシンボルリーフの魅力や、おすすめの種類を紹介しています。庭づくりの植栽計画にお悩みの方は、ぜひご一読くださいね。
シンボルリーフのおすすめポイント
庭づくりの際にシンボル的存在になる、葉が特徴的な植物のことをこの記事ではシンボルリーフと呼んでいます。常緑低木の分野に属されるものがほとんどです。
草が特徴的なため、庭づくりにおいて上手く植栽を行えば、住まいの雰囲気が個性的で涼しげな印象になります。また、好みのイメージを演出しやすいため、住まいに合った庭づくりをサポートする心強い見方になってくれますよ。
シンボルリーフにおすすめの種類
それでは、庭づくりにおけるシンボルリーフにおすすめの植物の種類をご紹介します。
・アオキ
一年中美しい緑の葉が楽しめます。最近では斑入りの品種が人気で、斑の入り具合によってお好みの庭づくりを演出することができます。日陰に強いため、直射日光が当たる場所に弱い特徴があります。
また、丈夫で育てやすく、剪定をあまり必要としません。自然と良い形に成長するという魅力のある、庭づくりにおいてメンテナンスも楽な低木です。
・グミギルドエッジ
1m以下の低木で、黄色の葉が個性的で明るい雰囲気を持った品種です。乾燥に強く、日射を好みますが半日陰でも元気に育ちます。
庭づくりの計画もしやすいですね。刈り込みにも強いため、自分でメンテナンスもしやすい特徴があります。
・ナリヒイラギナンテン
ナンテンの仲間ですが葉が細い特徴があり、個性的でありながら周辺の植栽にも調和しやすいため庭づくりで重宝する低木です。
日陰でも日向でも育つため、植えるところを選ばず、病気や害虫にも強いです。剪定もあまり必要としないため、大変育てやすく庭づくりで人気の品種です。
・キチジョウジソウ
一年中緑の葉が楽しめる多年草で、素朴な印象が魅力の品種です。和風な庭づくりに貢献します。日陰でも日向でも育つため、植えるところを選びません。花が咲くと幸運をもたらしてくれると言われており、縁起の良い植物でもあります。
・ニューサイラン
常緑種で、日向を好む元気で明るい印象の品種です。葉は緑色・銅色・紫色と様々な種類があり、リゾート地でも植えられているため、庭づくりで植栽すると一気に華やかな印象になりますよ。メンテナンスもしやすく、育てやすいです。
個性的で、住まいの印象を華やかで涼しげにしてくれるシンボル的な存在になる植栽を、庭づくりにぜひ取り入れてみてくださいね。