ブロック知識 2016.09.07

対応はお早めに！　コンクリートブロックと平板の清掃と汚れ防止方法

大雨の際の土の跳ね返りや、排気ガスなど、コンクリートブロックやコンクリート平板は、日ごろから汚れやすい環境におかれているものです。

気がつくと汚れてしまっていることも多いですが、コンクリートブロックや平板の汚れを放置しておくと、見た目が悪いことはもちろんのこと、劣化に繋がってしまう恐れもあります。

変色や変形の原因にもなるので、汚れは定期的に清掃するようにしましょう。この記事では、コンクリートブロックや平板の清掃方法や汚れを防止する方法をお伝えします。

コンクリートブロックや平板の清掃を行う場合、いずれの方法においても、はじめ水で表面についたホコリ等の汚れを全体的に洗い流します。

コンクリートブロックの場合は上から下へ行い、手の届かないような場所は、ホースの水圧を強くして濡らしましょう。水圧を強めて洗うだけでも、落ちていく汚れは多いです。まずはこの方法から試してみましょう。

・ブラシやスポンジで洗う

水かけを行った後か、大雨の後に行うと効果的です。コンクリートブロックや平板を傷めないような、やわらかいブラシやスポンジをこすります。ナイロンの洗車用のブラシがおすすめです。

苔や藻の汚れは、中性洗剤や専用の洗浄剤を散布してからこすり洗いします。ぬるま湯でもよく落ちることがありますよ。

・高圧洗浄機を使う

通販などでよく見かける高圧洗浄機は、コンクリートブロックや平板の清掃にとても適した商品です。ほとんどの汚れはきれいに落ちるでしょう。

ただし、高圧なためにブロックや平板の傷んだ部分や、つなぎ目のもろくなっている部分を削ってしまう恐れがあるため、事前に状況を確認し、水圧を調節して使用しましょう。跳ね返りも多いので、服装にも気をつけて行いましょう。

・電動ドライバーを使う

手洗いで落ちない場合は、電動ドライバーの先端に、ブラシを取り付けてコンクリートブロックや平板に当ててみると面白いほど汚れが落ちます。洗剤や、ぬるま湯と併用するとさらに効果的ですよ。

・こびりついた汚れは削ってしまうことも

放っておいて落ちにくくなった汚れや、落ち葉等の頑固な汚れは、削り落とすこともひとつの手段です。サンドペーパーでこすると効果的です。サンダーという電工器具にサンドペーパーを取り付けて行うといいでしょう。

サンダーは、なかなか家にないと思うので、ホームセンターなどの工具貸し出しサービスを利用するといいですよ。

また、洗剤は塩素系のものは使わないようにしましょう。コンクリートブロックの内部の鉄筋を錆びさせる原因になり兼ねます。洗浄した水は垂れ流しになりますので、なるべく環境に優しい重曹などを使うようにしましょう。

コンクリートブロックや平板の汚れは、なるべく早く対応することで綺麗な状態を長く保つことができます。ぜひ、定期的にメンテナンスをしてみてくださいね。