お庭がなくてもガーデニングを楽しめる! 寄せ植えの楽しみ方
ガーデニングに興味があるけれど、自分の家には庭もないし……とあきらめていませんか? ベランダでも玄関でも、少しのスペースさえあれば立派なガーデニングができるのです! それが寄せ植えです。
寄せ植えとは、ひとつの大きめの植木鉢に複数の植物を寄せて植えることをいいます。長期栽培にはあまり向きませんが、その季節ならではの、花や色を楽しめるのも寄せ植えの魅力のひとつです。
今回は基本的な寄せ植えのやり方と、寄せ植えを作る時のコツをご紹介していきますね。
基本的な寄せ植えのやり方
【準備するもの】
大きめの鉢、スコップ、軽石、花用の土、肥料、植物
(1)土をいれる
鉢に軽石を先に入れてから土を半分の高さまで入れます。
(2)苗の位置を決める
用意した苗をポットから取り出し、でき上がりをイメージしながら仮置きをします。
(3)植え付ける
ポットから出した苗の根っこは固まっているので、優しく手でほぐしながら植えましょう。
(4)再度土を入れる
すべての苗を植え終えたら、隙間のないように土を足します。最後にお水をたっぷりかければ完成です!
寄せ植え時のワンポイントアドバイス!
*器の選び方
プランターには素焼き・グラスファイバー製・陶器・金属等たくさんの種類があります。初心者の方におすすめなのは、通気性や水はけの良い素焼きのものです。
*苗の選び方
性質が似た植物を選びましょう。日陰が好きな植物や日当たりが良い場所が好きな植物など、植物によって性質が違うので、同じ環境で同じお手入れ法で育つ植物を選んでください。花の色も同色のものや反対色で雰囲気が変わります。自分好みの苗を選びましょう。
*デザインを考える
なんでもかんでもお構いなしに苗を置いてしまうのも良いとは思いますが、高低差をつけたり、こんもりさせるといった立体感をだすのがコツですよ。
寄せ植えがあるだけで本当に華やかになります。寄せ植えを作った自分はもちろん、寄せ植えを目にされる方にとっても心の癒しとなるでしょう。手軽に自分のプチガーデンを作ってみてはいかがですか?
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