水も土もいらない!? エアプランツってなんだ?
土が無くても大丈夫!? とっても不思議なエアプランツ
「エアプランツ」って知っていますか?
ガーデニング好きの人でしたら、すでにご存じかと思いますが、エアプランツは、土のない空中で育つ植物のこと。
アメリカ南部から南米にかけて広く分布しているチランジア属の植物で、土を必要とせず、空気中の水分を吸収して成長します。肥料も不要で机の上に放置しておいても生きていられる、不思議で面白い植物です。
エアプランツの魅力は?
エアプランツの魅力はなんといっても「手軽さ」。
その辺に置いておいても育つのですから、面倒なお世話は一切不要。すぐに植物を枯らせてしまう、ズボラさんにもおススメです。
そしてもう1つの魅力は「インテリア性」。土を必要としないので、レイアウト自由自在。
壁に掛けたり、天井からハンギングしたり、ガラス容器に入れたり、他のインテリアと合わせたりと、自分のセンスでお部屋をコーディネートできちゃいます。
エアプランツの育て方
エアプランツの育て方といっても、難しいことはひとつもありません。
【置き場所】
明るく風通しの良い場所がベスト。日が当たらない場所に置く場合は、週に数時間日光に当ててあげましょう。
南米の植物なので、寒さにはあまり強くないようです。凍らない限り枯れることはありませんが、あまり寒い日の室外は避けたほうがいいでしょう。
【水やり】
空気中の湿度が60%の状態では水の必要はありません。乾燥している時期は週に2、3回程度、葉っぱに軽く霧吹きで水をあげてください。
エアプランツは、昼間は気孔が閉じているので、夕方~夜間に水をあげましょう。
【肥料】
肥料は必要ありませんが、春と秋の成長期に少しだけ与えると成長が早くなります。月に1、2回程度で十分で、与えなくても問題ありません。
いろいろなエアプランツを育てよう
エアプランツと呼ばれるチランジアは、なんと600種類以上あります。同じチランジアといっても、葉っぱの形も育ち方もさまざま。
お部屋の雰囲気や好みに合わせて、いろいろなエアプランツを育ててみてはいかがでしょうか?