ガーデニングの基本。「鉢底石」が必要なワケ。
「鉢底石」ってなぁに?
さぁガーデニングを始めよう!と張り切ってホームセンターへ。店内に置いてあった『ガーデニングの始め方』なるパンフレットを読みつつ必要なものを購入しようとしたら……。
「植木鉢、土、鉢底石……」
ん、『鉢底石』って何だ?
初心者の私には聞きなれない言葉「鉢底石」。どうやら土を入れる前に入れる石のようですが、これって必要なの?
鉢底石って必要なの?
気になったので、鉢底石を調べてみました。鉢底石とは、植木鉢やプランターに土を入れる前、水はけを良くするために鉢の底に入れる大粒で軽い石のこと。
植木鉢やプランターにそのまま土を入れると、水やりのたびに土が圧縮され詰まってしまいます。そうすると、水が鉢の底から出て行かなくなってしまい、水はけが悪くなってしまうそうです。
水はけが悪くなると、根腐れを起こしてしまい、植物がうまく育たなくなってしまいますから、それを防ぐ鉢底石は、重要な役割を持っているんですね。
鉢底石には、意外となんでも使えるそうです。軽石が一般的ですが、赤玉土の大粒や細かく砕いた発泡スチロール、木炭などでも代用できます。
地元ぐんまの鉢底石というものもありますのでご紹介します。
上毛三山のひとつ、榛名山が噴火したことでできた軽石(安山岩)を焼乾燥処理したもので、安全・安心の鉢底石だそうです。
ぐんまちゃんのパッケージが可愛らしいですね。
ちょっと役に立つ鉢底石の使い方
植木鉢やプランターに鉢底石を敷く時、そのまま敷いて土を入れると、植え替えの時などに土と石が混ざってしまい、分別が大変です。
そこで、ちょっと裏技。
『鉢底石をネットに入れる』
ネットは排水溝ネットなどが使いやすいと思います。そうするだけで、土と石を簡単に分別することができます。ちょっとした一手間ですが、あとの処理がとても楽チンになりますよ。
季節もだんだん暖かくなり、ガーデニングには絶好のシーズン到来です。ガーデニング初心者の方も、この春から始めてみてはいかがでしょう。