いま実践ですぐ実感! 夏の庭時間を快適にする蚊対策
バーベキューを催したり、食後のくつろぎのひとときに利用したり……。夏場には、暑さが落ち着く夕方や夜に、庭で過ごす機会が増えるのでは。
でも夏の屋外は、どうしても蚊の出現に悩まされがち。自宅の庭で過ごす夏の夜が快適になる、さまざまな“蚊対策”を紹介します。
発生源に着目
蚊の発生源は、幼虫であるボウフラが育ち羽化する水場。池や水たまり、雨水がたまった器、雨水マスや側構などが、自宅の庭や近隣にありませんか? 水があれば、夏ならわずか10日ほどで、卵から成虫になります。水を捨てたり、こまめに水を替えるなどの対策を。
池には金魚やめだかなど、ボウフラを餌にする生物を飼うといいでしょう。それ以外のやむをえない水場には、完全に撃退することはできませんが、銅(十円玉や銅線)を入れれば、蚊の発生、繁殖が抑制されると言われています。
庭に扇風機を持ち出そう
蚊の飛行速度は、時速約2,4キロメートルほどと言われています。そのため、扇風機の風で蚊を寄せ付けないことができます。また、蚊は人間の体の熱や汗のニオイ、放出される二酸化炭素などを感知して人の肌に寄ってくるとも言われています。
扇風機で風を送ることで、これらを吹き飛ばせるとともに、風圧により蚊の人探索センサーの働き自体もにぶるという相乗効果が期待できるのです。
蚊取り線香や殺虫剤を選ぶなら
それでも駆逐できない蚊には、蚊取り線香や殺虫剤の使用を検討しましょう。火で有効成分を燻すもののほか、電気(電池)式、吊り下げ式、人体に吹き付けるもの、周辺にまくもの、草木にもかけられるものなど、さまざまなタイプから、ニーズに合ったものを見つけていくと便利です。
もし小さい子どもがいる、または自然派志向の人などは、天然成分のものを選ぶと、効果が比較的穏やかでよいかもしれません。
今できる対策をすぐに始めて、この夏を快適に乗り切って!