ブロック塀に苔でアートを! モスグラフィティをDIYしよう
「モス」は英語で苔のこと。モスグラフィティは苔を使ったウォールアートです。塀や壁に、苔で文字や絵をかけてしまう楽しいアイディア。ガーデニングのひとつとして楽しんでみませんか?
自然の素材でアートを
ペンキやスプレーを使ったアートは手軽ですが、子どもと一緒に楽しむには化学物質が心配です。一度描いてしまったら消すのも難しいですよね。
モスグラフィティは自然由来のものなので、人にもお庭の植物にも優しくアートを楽しめます。苔はもちろん植物として成長しますので、その変化も楽しみのひとつ。
無機質になりがちなブロック塀も、グリーンを添えることでお庭に自然になじんで見えます。
モスグラフィティのもとを作る
参考:wiki How/How to Make Moss Graffiti
必要な材料は以下の3つです。
・苔 ひと握り
・砂糖 小さじ1/2
・ヨーグルト 2カップ
・水 2カップ
苔は木の幹や軒下に生えているものを使用します。水道の水を流しながら、苔についた土を落としておきましょう。
3つの材料をミキサーなどに入れて攪拌(かくはん)します。使わなくなった古いミキサーを使うか、安いフードプロセッサーをガーデニング用に1台用意することをおすすめします。
ハケで塀に描いていく
できるだけ日の当たらない塀や壁に、モスグラフィティのもとをハケで塗っていきましょう。
1週間くらいおきに苔の様子をチェックして、必要ならモスグラフィティのもとを塗り重ねてください。1カ月もすればモスグラフィティが楽しめるようになりますよ。苔は乾燥に弱いので、乾いてしまいそうなときは霧吹きで湿らせてあげてくださいね。
モスフィラフィティを消したいときには、苔をけずりとります。くり返し生えてくるときには、ライム果汁を吹きかけると徐々に薄くなっていきます。
アプローチや花壇にも
モスグラフィティはブロック塀だけでなく、アイディア次第でガーデニングに広く取り入れられます。アプローチの両側に模様を描けば、より華やかな道ができますね。
花壇を縁取るブロックに文字を入れるのもおすすめ。誰が植えた花壇なのか、何が植えられているのかを、プレートではなく苔で書いてみませんか? 子どもと一緒に花壇をつくって、ブロックに自分の名前を書いてもらいましょう。自分専用の花壇に、子どもも夢中になってくれますよ。
おうちにある材料で、簡単自然にやさしくできるアート「モスグラフィティ」。さっそくチャレンジしてみませんか?