ブロック知識 2016.05.31

種で増える? 根で増える? 雑草対策は戦略的に!

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美しい庭を保てるのは、絶え間なく庭の手入れを続けてこそ。これからの季節、勢いよく生い茂る雑草への対策に頭を悩ませている人も多いはず。そこで、抜くのも刈るのも一苦労の雑草を、効率よく除去する方法について紹介します。

 

雑草対策はまず“見極め”から!

見つけ次第抜くにしても、ある程度まとめて刈るにしても、次から次へとまた茂る雑草対策は骨が折れるもの。

 
雑草は実は、大別して2種に分けられます。ひとつはクローバーのように根から増えるもの。もうひとつはナズナなどのように、種から増えるもの。根から増える雑草は、茎や葉を刈るのではなく、根から抜くことが重要。一方種から増える雑草は、ある程度成長してからでも、種をつける前に刈っておくよう対処すれば、それ以上増えることはありません。

 

雑草対策 ~塩水をまく~

除草剤を使わずに雑草を除去したい場合に最も効率的な対策が、その場所に塩水をまくこと。ただし塩水は、雑草だけでなく、植物全般に効果を発揮します。大切な植物や作物にも同様に作用する上、その土では新たな植物を栽培することも難しくなります。

つまり、今後しばらくは植物や作物を育てる予定のない場所には、塩水をまくのが一番効率的な雑草対策法といえます。

 
この場合の塩水の濃度は海水と同等か、それより濃いくらいが適切。塩分濃度3~5%を目安に用意するとよいでしょう。

 

雑草対策 ~湯をまく~

ひとまず目に見える部分の雑草を除去したい場合の対策として適切なのが、湯をまく方法。種子も一部の茎も残りますが、茎や葉、一部の根を枯らすことが可能です。土壌には塩水ほどの影響はありませんが、細菌や微生物の一部を殺してしまうことで、その場所に後日植物や作物を植える場合に多少の生育不良がみられる可能性があることも、頭に入れておくとよいでしょう。

 

また、もしプロに任せるなら、土壌や周辺の環境に詳しい、地元の業者がベターです。雑草の種類と環境に応じた対策を講じて、効率よく美しい庭を保ちたいですね。

 
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