ブロックでお庭つくり 2016.02.02

塀は不審者の隠れ場所!? お庭の計画は防犯対策も考えよう

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外構の新築やリフォームをよりよいものにするために、まず考えるべき項目は、使いやすさ・安全性・美しさです。

使いやすくなくては住みづらくなりますし、美しくなければ住んでいても楽しくありません。そして住まい手に危険が及ぶことのないように、安全であることは一番大切なことです。

今回はこの安全性の分野から、特に防犯対策についてご自宅の外構の計画をされる際に気をつけたいことをご紹介します。

 
大切なお住まいとご家族を守る意味でも、ぜひご一読くださいね。

 

住まいの安全を守る外構計画をしましょう!

外構の安全性のために考慮したいことは、水はけが良く滑りにくい床の仕上げ、地震でも崩れない塀、適切な手すりや動作補助器具の設置、防犯対策などです。

特に防犯対策は住まい手の方がどんな家族構成であっても共通して考えておきたいことですね。

 
空き巣狙いなどの泥棒は、ターゲットを決めるために必ず下見を行うと言われています。その際にチェックすることとして、以下のことが挙げられます。

・ 留守の時間帯
・ 入りやすく逃げやすいか?
・ 近所からの見通し
・ 窓の鍵の種類
・ お金がありそうか?

 
外構計画によっては、泥棒の侵入を手助けしてしまう恐ろしい結果にもなりかねません。そうならないためにも、防犯に充分に考慮した計画を立てておきたいですね。

 

外構の防犯でチェックしたい7つのポイント!

それでは、外構の計画をする際に網羅しておきたい7つのポイントをご紹介します。

・ 門扉を設置する場合は、見通しが良く開けられにくいものにしましょう

見通しの悪い門扉は、乗り越えられた後に簡単に隠れ場所にされてしまう恐れがあります。
門扉の機能には自動施錠機能が搭載されたものもあります。施錠機能は、進入防止にとても有効です。

 
・ インターホンは録画機能付きのものを設置しましょう

泥棒が使う留守の確認方法のひとつに、インターホンを鳴らす方法があります。録画機能があれば不審人物の記録にも便利です。

 
・ ポストの中身は簡単に覗かれないように!

留守の確認や、個人情報の抜き取りにも用いられてしまう郵便物。デザインに考慮し、鍵を付けるなどして防犯対策を欠かさないようにしましょう。

 
・ フェンスは見通見通しのきくものを選びましょう

泥棒が気にするのは、犯行の際の近隣からの視線です。フェンスが目隠しになると、都合の良い隠れ場所になってしまう恐れがあります。ベランダの手すりも見通しのきくものを選びたいですね。

 
・塀をつくる際も高さと視線を意識して

重厚感のある高い塀は、それだけで防犯になります。ただし、進入を許してしまった場合には泥棒の良い隠れ場所にもなってしまうことを理解しておきましょう。

塀を設置する場合は、見通しのきくフェンスとリズムよく組み合わせることでご近所からの視線が通るようになります。視線を通す意味では、ガラスブロックや開口を設ける方法も防犯対策として有効です。

表面に化粧が施してある組積用コンクリートブロックを使えば、比較的安価に塀を作ることができます。ガラスブロックとの相性も良いですよ。

 
・生垣にする場合はトゲのある樹種や、植栽を利用しましょう

ヒイラギやバラなどを外周部に計画すると見た目も美しい防犯になり、猫などの動物の侵入も防ぐ効果があります。高さは1m以上を確保するようにしましょう。

 
・ 死角対策には光と音を!

死角になってしまう部分は、踏むと砂利同士のこすれる音がする防犯砂利を敷き詰め、夜間は人感センサー付きのライトで照らすようにしましょう。センサーライトは床設置型や壁付け型など様々な種類がありますので、リフォームでも簡単に設置できます。

 
 
この他にもホームセキュリティーや窓用ブザーなど防犯に役立つ商品は多数存在します。しかし、より暮らしやすく安全なお住まいにするためには、外構から防犯対策を考えることが欠かせません。

 
ぜひ一度、ご自宅の外回りの安全について考えてみてくださいね。

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