見て食べて楽しめる「ポタジェガーデン」って?
家庭菜園のブームから、庭やベランダの片隅で野菜を育てているという人も多いのでは。
新鮮でおいしい野菜が食べられて、節約にもなって、一石二鳥!
でもその一角だけがまさに“菜園”の雰囲気になってしまって、おしゃれな庭づくりとの両立は難しいと思っていませんか?
オシャレでおいしい「ポタジェガーデン」
そこで参考にしたいのが、海外では一般的な「キッチンガーデン」。
野菜、ハーブ、果樹、エディブルフラワーなどで美しく飾り、収穫して食べられる庭。家庭菜園とガーデニングが一度に楽しめるのがポイントです。
世界中でさまざまに楽しまれている中で、とくに注目なのが、装飾的で鑑賞性の高いフランス発祥の「ポタジェガーデン」というスタイル。
ポタジェガーデンではたとえば、花壇を花ではなく、黄色がかったもの、紫色がかったものなど色とりどりの葉野菜で彩ったり。
まるで緑の大輪のバラのように見えるキャベツを並べてみたり。
葉の形や咲く花など、見た目にこだわってハーブを選んで植えてみたり。
それらを果樹との高低差も考えて立体感を演出してみたりと、ポタジェガーデンの見た目の美しさへのこだわりは、家庭菜園の域を超えていると思わされるほど!
家族みんなで楽しめるのがポタジェガーデンの魅力!
庭の広さや形によっては、果樹を植えると狭く感じたり、スペースを有効に活用できないこともあるでしょう。
ポタジェガーデンでは、そんな場所には、壁や塀にワイヤメッシュを立てかけて、ツル系の植物をからめたり、小さな鉢をランダムにレイアウトして飾り付けても素敵です。
また庭にテーブルセットなどを備えたら、その場で摘みたての野菜を味わうなんて、粋な“ポタジェガーデン”パーティーを実現することも!
ガーデニングに興味のない家族とも、ポタジェガーデンでなら収穫をきっかけに、庭で楽しい時間が過ごせそう。
食の安全や食育が注目されている今こそ、あなたもポタジェガーデンを始めてみませんか?
イラストで分かりやすい、ブロック活用方法