ブロックでミニ家庭菜園! ハーブを植えて料理に香りを添えよう
ブロックの穴を活かしてミニ家庭菜園をしてみませんか? ブロックの穴は複数の植物を少しずつ植えるのに、ぴったりなサイズ。ブロックに植えるのは、毎日少しずつ使いたいハーブがおすすめです。家庭菜園で収穫したハーブを使って、いつもの食事を華やかに、香り豊かに変身させましょう!
ブロックをプランターとして使うには
ブロックを立てて穴が上を向くように置き、普通のプランターと同じように植物を植えます。地面にブロックを直接置いても構いませんが、土が流れたり根が伸びたりする心配がある場合には、ブロックの下に受け皿を敷いてくださいね。
コンクリート製のブロックは吸水性があるので、水はけが良くプランターとして優秀な素材。ブロックの穴の底に軽石を入れておくと、さらに水はけと通気性を良くしてくれます。
ブロックにペイントをして、庭のイメージに合わせよう
土を入れる前にブロックにペンキでペイントをすれば、庭の雰囲気に合ったかわいいプランターに変身します。
カラフルに色を塗れば庭のなかでアクセントになりますし、優しいブラウンで統一すればコンクリートのブロックでも落ち着いた庭になじみます。「Welcome」といったメッセージを入れると明るい雰囲気になりますね。
素敵にペイントしたブロックをアプローチに並べるだけで、秘密の庭に踏み込むようなウキウキ感がありますよね。そこにハーブが植えられていたら、グリーンの色と良い香りに癒やされる道ができあがります。
ブロックで育てたい、料理用におすすめのハーブ
ハーブは、もともと野草なので、神経質にならなくてもブロックのなかでたくましく育ってくれます。毎日の料理に簡単に使えるハーブを紹介します。
・バジル
ハーブの王様と呼ばれる強い香りは、イタリアンには欠かせません。トマトやチーズとの相性がとても良く、パスタやピザにちぎって使います。加熱すると香りが飛びやすく変色するので、料理の仕上げに生の葉を散らすのがポイントです。
・ローズマリー
「聖母のバラ」を意味する名前の通り、優雅で強い香りのハーブ。肉や魚の料理の臭み消しと、香りづけに使います。針状の葉は固く、食感が悪いので、ソテーや煮込みのときに茎ごと加えて香りだけ移します。食べる前に取り除くか、飾りとして茎のまま盛り付けましょう。
・タイム
ローズマリーよりも柔らかい香りで、同じように肉や魚に使います。小さくて可憐な葉は盛り付けに使ってもおしゃれです。
・パセリ
植えておくと何かと便利なパセリ。欧米では葉物野菜として生で食べられることもあります。盛り付けの彩りに茎ごと添えるのはもちろん、みじん切りにすれば、何にでもかけられるトッピングができあがります。パスタやソテー、煮込み料理、揚げ物にもパラッと振りかけるだけで、見た目が良くなりますよ。
・ミント
さわやかな香りで、食後のデザートに添えられることが多いミント。葉を摘んでお湯を注ぐフレッシュミントティーも食後にぴったりです。蒸らし時間は3分。長く置くとえぐみが出ますので、淡い色と香りが広がったころが飲みごろです。
ブロックの穴からちょこちょこと顔を出すハーブはかわいらしいですよ。ブロックでガーデニングを楽しみつつ、料理の腕もあげられたらうれしいですね。
庭で育てたハーブを、ぜひ食卓でも楽しんでください。